『ミス・シャーロック』の存在は知っていてもHuluの契約はしていなかったので観ていませんでしたが、なんと金曜ロードSHOW!で放送するではないですか……!
「シャーロキアンを目指す私としてはここでスルーするわけにはいかない、かな?」と思い視聴しました!
貫地谷しほりさんが主演で嬉しかったのと、竹内結子さんの演技に定評があると聞いて気になっていました。
シャーロックの名前はそのままで本名は謎なんですね!そして、ワトソンの名前は"和都"。最初はなんじゃそりゃと思っていましたが、「和都さん」と呼ばれているのが「ワトソン」に聞こえたので上手いなと思いました(笑)
シャーロックの事件と謎解きに対する好奇心をもっと見せて欲しかったと感じないでもないけど、和都さんのシュン…とした姿が可愛かったのでオッケーです。
脚本に関しては、展開の予想はつくし若干無理やり感はあったけれど矛盾する点もないから普通かな。
なによりも、原作とBBC版『SHERLOCK』への尊敬が感じられたのが良かったです。
日本の素朴さの中にイギリスの上品さを一滴加えたような雰囲気。シャーロックのバイオリンをチェロに変えたり、BBC版シャーロックの特徴であるマフラーをピンヒールに変えたり、そのまま使わずにアレンジしているのが好印象でした。
それに引き換え、この前放送していたフジ版『シャーロック』は明らかにBBC版を模造しただけにしか見えなくて不快でした。(リメイクとも謳っていなかったような。)
そう考えると『ミス・シャーロック』はきちんとオリジナリティーがあって"和製シャーロック"になっていました。
2話しか観ていないのでスコアなしです。
でも、ここで付けるならば3.4くらい。
柴田、がんばれええええ!!!