とぅん

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン5のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あ、本当にフレッド殺しちゃったんだ、っていう冒頭から、完全に修羅の道に入っていったジューンを描くシーズン5。

フレッドを失ったセリーナは、お腹の子どもと自分の命もジューンに狙われていると焦って、ギレアドに一回帰って住みたいと言ったのに追放されたりして、ジューンに怯えながら暮らすっていう。

フレッドの追悼式典を中継したギレアドサイドが、セリーナに花束渡す係にハンナを持ってきて、ジューンとルークをめちゃくちゃ煽るっていうのは効いたなぁ。
ジューンとルークは、ハンナが12歳になって、ギレアドで嫁ぐ前の学校に行かされることを知って、情報を得るために中立地帯に行くのだけど、ギレアドに捕まってしまう。

セリーナが子どもを産むためにジューンを助けて、子どもを託す流れは驚いたわ。
ただ、セリーナが身を寄せたウィーラー家に、息子のノアを奪われそうになって、侍女みたいな扱いをされるのが強烈で、助けを乞われたジューンがバッサリとセリーナを切って捨てるのが痛快だったな。
それでもウィーラー夫妻は新しいヒールとして機能してて良い感じだ。

終盤はハンナ奪還作戦からの追悼式での銃撃事件が描かれるが、ローレンスがハンナをダシに使ってジューンをギレアドに引き込もうとしてくるのがめちゃくちゃ気持ち悪いな。ジューン、冷静に頼むぞって思いながら観てた。

最後はウィーラー夫妻の元を子どもを連れて脱走して、亡命できる列車に乗ったセリーナと、ギレアドに侵食されそうになってるカナダから、ルークと離れてニコールと一緒に亡命したジューンが、列車で出会うところで終わった。

次はギレアドが共通敵みたいになって、共闘したりするのかな。
とぅん

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