あけおめことよろでございます。
新年最初のレビューはドラマから始まりました。鑑賞は年末ですが。
子はかすがい。
それが未来に残した子供でも。
そしてその子は二人の絆となる強力な武器。
良かったです。
チャンナラさん凄し。アラフォーで大学生を違和感なく演じてます。
雑なあらすじは離婚を決めた中年夫婦が二人揃って大学時代の出会った頃にタイムスリップして互いの関係を見つめ直して再生するお話。
いつものタイムリープ物と違うのは過去に行く主役が一人(この場合、夫か妻)ではなく二人揃ってのところ。斬新だわ。
「知ってるワイフ」と比較されてるようですがこちらの方が好きかも。日本版しか見てませんが😏
未来に置いてきた子供を思って何度も泣く二人や妻ジンジュが未来では他界している母親に甘えるなど、なんか切ない場面が印象に残ってます。
タイムリープした二人が人生をやり直すべく互いに別の人になびこうとするも、結婚してからも気づかなかった相手への気持ちや、タイムリープ後に気づく感情や想いが物語後半に行くほど見えてきて、計らずも何気なく子供を想いブレない二人の気持ちと結末が見えてきて良き。
甘いシチュエーションよりも夫婦だったときの切実な想いとか家族や友達関係を多く描いているのもドロよりキュン派の自分ですがこの作品に限っては良いです(ドロはない)。12話と短めながら端折り感もなくて逆に無駄も無いです。
大学時代をやり直そうとして、未来の失敗を理由に互いに避けてきたけれども、周りは知ってる本人たちが気づかないその気持ち。
「なぜ、今言うの!」は、妻ジンジュに夫バンドが結婚してからの辛かった時の気持ちを打ち明けた時の彼女の返す言葉ですが、過去に戻れたから話せたこともあるし言わなければ気持ちは伝わらなかったわけです。この後、彼女は気持ちが冷めるのではなく、より彼に寄り添うわけで…
言葉で伝えるってホント大事。