キラリ

呪怨:呪いの家のキラリのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
3.9
“伽椰子も俊雄も登場しない呪怨”

「ホラー」×「胸糞悪さ」×「スプラッター」を掛け合わせた新感覚の“呪怨”。めちゃくちゃ怖いし、好みのテイストでした!

90年代が舞台となっているだけに、その時代のホラー作品を彷彿とさせる独特なザラっとした質感やおどろおどろしさが感じ取れて、非常に見応えがあった。

「胸糞悪さ」や「スプラッター」と上記で表現したとおり、これまでの呪怨シリーズとは一味も二味も違って、かなりグロテスクなシーンが多いのが本作の特徴。呪いや心霊現象が怖いだけでなく、人間の怖さが色んな形(レイプ、虐待、DV、不倫など)で表現されていて、また実在の事件を随所に登場させることによって、怖さが一層増して、決して他人事とは思えない薄気味悪さが際立っていた。特に、4話はグロ耐性がない方や妊婦さんは閲覧注意、というかむしろ観ない方がいいと思う。それくらい限界に挑んだ場面だったように感じる。
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