これはかなり引きずられる…。

竹内結子さんも芦名星さんも出てて、元カノ今カノ（嫁）って立ち位置なんだ。
元カレに捨てられて自殺しようとしたり死刑になろうとしたり、そんな死刑を望むような裁判から始まる。

「誰かにいつか本当に必要とされなくなることの恐怖が死ぬことより耐えられない（から死にたい）」
と。

これは…
他にも色んな人の闇があるし真犯人もわかるんだけどこの台詞を言ったのが竹内さんなので頭から離れなくなる…

原作が好きで映像化されてたの知らなかった
映画だと短すぎるからドラマで良かった

個人的に幸乃はもっと絶望している様な
虚無感のあるメンヘラっぽいイメージやった

ドラマにはなかったけど幸乃が生まれるまでの流れとか
幸乃って名前をつけてもらった由来も好きやった

死刑囚になった幼馴染みの幸乃を救おうと慎チャンが奮闘する。幸乃は名前の幸とは無縁の女子。慎ちゃんは人づきあいが苦手な男子。頑張れ！慎ちゃんと応援したくなる。

陰鬱で暗い雰囲気のまま物語は進む。妻夫木演じる慎ちゃんが暗さに一層拍車をかける。空は曇ったまま、スッキリとした晴れ間が覗くことはない。

幸乃の母役、余貴美子の暴れっぷりや、刑務官役、芳根京子の初々しさが良かった。