KentarouKabaya

テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく シーズン3のKentarouKabayaのレビュー・感想・評価

5.0
デッドラッソ!本当に大事な人生の教訓と、人としてこうあるべきという理想を押し付けがましくなく人の心に残せる作品でした。S1では短い時間だけど丁寧にテッドの、とにかくbe niceが人の心を溶かしていく様を描き、S2ではテッドも含む人間の内面、特に闇の部分に焦点を当て、S3では尺もゆったりさらに人間の深い部分に迫っていく。特にコリンのエピソードは本当に素晴らしかった。気にしないよ!君の味方だよ!というチームメイトに、いや、おれは気にする!もっと寄り添ってあげるべきだ、というセリフは差別に対する意識の一歩先の表現で本当に刺さったし感動した。他にもネイサンのエピソードから、ジェイミーや、ロイなど各キャラクターから様々な角度で人間を深掘りしていく。全てに寄り添うのは、もはやテッドではなくみんなが出来るようになっていく様に涙しまくり。個人的にはS3はベストシーズンでした。最高でしたね。素晴らしいドラマ👏