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アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬のKUBOのレビュー・感想・評価

4.0
アガサ・クリスティで、こんな「呪い」とかオカルト的な作品ってあったのね。

不倫相手が一夜を共にした翌朝に突然の死。残されたメモに名前のあった人間は次々に不審な死を遂げるのだが、そのリストの最後には主人公の名前も。

“Pale Horse” という名前の怪しげな老婆たちが占う館。

謎を解明し、なんとか生き延びようとする主人公にも人には言えない過去があり…

もちろんアガサ・クリスティだから、ちゃんとした謎解きはあるんだけど、「呪」が主人公の心を疑心暗鬼に陥れる感じが横溝正史みたいで好き。
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