このレビューはネタバレを含みます
これは素晴らしい
いや、本当によかった
演技も演出も素晴らしい
戸田恵梨香凄い
本当えぐかった、苦しかった!
良い話だ〜〜〜〜こういうことの連続!
一度きりの人生、どう自分を腑に落として行くかです
母が悪いわけではないのだよ
娘が悪いわけではないのだよ
子が悪いわけではないのだよ
結局「自分」がどう解釈して腑に落とすか
あ〜〜〜こういうのが好き!!本質!
かけられた呪いを引き継ぐか引き継がないか
大抵は何かしらを引き継いでいるもので
気付かないでドヤ顔で見下す奴もいる(1番タチ悪い)
人生の途中で気付くか気付けるかの話だし、憎もうが愛そうが、結局マザコン
そんなの仕方がないよね
母から見た記憶と娘の記憶の掛け合いが本当良かった
個人的に、最後の記憶に関しては娘の記憶が逆に嘘だったような気もしている
というか、真実というのはそれぞれの視点と解釈で産まれるものなので、わからないね
父のゴタゴタも、まぁ男とは大体ああいうものだろうと思ってしまう
父親の映画も観たいね「父性」笑
さやかと呼んでもらったことがなかったというあれもインパクト凄かった
「母性は最初から備わっているものではなく、成長過程で生まれるもの」というのも面白かった
あとは、最後の終わり方が素晴らしかったね〜〜〜……
いきなりキラキラハッピーエンド!?って感じになっていく笑
子供ができた娘への第一声が母の「怖がらなくていいのよ」それだけ?おめでとうとか他に色々あるはずなのに無い
いや、あなたが1番怖いよと思ってしまうような声色と含み!!
素晴らしい演技でした
他のレビューで「娘が子供を産むことで母は母でなくなる」と言っていたけれど、確かにそういうことだと思った
そこから敢えてのキラキラした普通のJ-popでしょ…!?これは確信犯!!!!
素晴らしく気持ちが悪くて良い演出でした
次のバトンを渡された子はどういう人生になっていくのだろうか
自分が何故子供を産みたいのかとずっと思ってたけど、ただ命を繋ぎたい、それ以上でも以下でもないと思ったし、原作も読みたいと思った