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キアラへのおっとっとのレビュー・感想・評価

キアラへ(2021年製作の映画)
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鑑賞後確認するまで『チャンブラにて』と同監督とは知らなかったが、
短編を長編にする度に、助長気味になってしまうのは何故だろう…短編は短さゆえの(実際の意味の方の、宙吊り感といった)サスペンス感が保たれるけど、本作は完璧に中弛みしているように思える…

パーティーが、前半後半で比較しているのもわかるが、やはり幾分前半が長いし、「お父ちゃんが何か隠してる」も、お父ちゃんの勿体つけ方も妙に時間かけてる。

キアラの視点で進めようとはするが、パーティーはとにかく視線も離れ、承までが長い。

ほんでお父ちゃんとの再会後のフィクション感の凄さたるや。「これが俺の仕事や」と言いたいが為に娘を連れる、「お前の目で見て物事を判断せえ」。その台詞の重要さは分かるが、逃亡犯の家族並びに自宅がノーマーク…?ましてや娘も逃亡中やで…?!

『チャンブラ』が好きな分、フーンとなってしまった。
主人公広瀬すずみたいな顔してたな
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