ミラベルとの同時上映。
自由に動き回る子どもを、子を大切に思うあまり過剰に叱りつける親アライグマ。叱られてもなかなか自制のきかない子アライグマ。その内ハイエナに出食わしてしまい襲われるけど、危機一髪のところ親アライグマが駆け付けて事なきを得る。子どもの感性は大切にしたいけど危険には晒したくないし、子育てって大変そうだな。ちょっと張り詰めた感じあった。
時が経って、自分が親になったかつての子アライグマ。同じように子どもを叱りつけている時に昔を思い出してふと冷静になり、動き回るとなんで危ないかをきちんと説明して、危険が去ってから子どもがやりたいことを一緒にやる流れが開放的だった。最初の親アライグマが悪かったわけじゃないけど、こうやって段々良くなっていったら未来はもっと生きやすくなるだろうなぁ。
抑え目の色彩がミラベルとは対照的だけど、テーマは重なっていて、同時上映として観れてちょうど良かった。
