思ったより普通。というか、退屈な映画だった。
凄腕暗殺者が政治の罠に引っ掛かって組織全体から命を狙われつつも少女を救うため頑張る映画。
印象としては００レオン。
大きなミスは無いように思えるのだが、現代の映画によくあるポリコレ病に罹っている。
主人公の相棒ポジションで何となく仲間になる女が女枠でしかない。
特に掘り下げも何も無い。
主人公自体キャラクターが弱いしな。
キャラクター作り全般駄目な気がする。
マーベル俳優をまあまあ使っているが、色が着き過ぎ。その世界観で戦ってもしょうがない。
全く違う世界を作らないと。
劣化マーベルを観てもね。
この映画の魅力は何か？
と言われたらわからない。
と答えるしかない。
一つ思いついた。
暴力の楽しさに目覚めたキャプテンアメリカが、ジジイに拷問かますのを楽しむ映画。
この映画にしかない魅力だろうな。
現時点では。
問題は、キャプテンアメリカがジジイに拷問かまして興奮出来る人間がどれだけいるか…。
日本でもそんな変態は数少ないだろう。
もし自分が選ばれし変態だと思うなら試しに観てみても良いかもしれない。
