このレビューはネタバレを含みます
カメラワークが斬新(または素人くさい)感じだったのが目についた。物語そのものはシンプル。
CIA失態犯しました→
なりふり構わず隠蔽しようとしました→
鍛えたイケオジが全部うまくやりました→
失態は表沙汰となりました→
まぁ根源的にはなんも解決できてないけどな!
という構造で間々見られるやつ。ただ主人公のイケオジは脚本的に考えると据え置かれた主役というよりメインキャストのうちのひとり、みたいな印象。なので主役らしさがなかったり、愛着などは湧きにくい。非常に閉じた人間関係の中にも関わらず、立ち位置による人物の思惑や過ちが交錯していく様とドッカン大バトルの応酬をド派手に楽しめる作品であったといえる。冒頭に書いたカメラワークとキャスティングがNot for me. そこを踏まえてこのスコア。