週末はミュージカル!
今回は「スニーカーシンデレラ」
クィーンズ地区の靴店で雑用しながらシューズ・デザイナーを夢見る少年の現代版 “逆” シンデレラ・ミュージカル。
子供向けお伽話風な装丁だけど、マイケル・ジャクソン系ダンスとR&Bな歌に加え、「スニーカー」題材だからストリート文化を絡ませてラップで聴かせる辺りが如何にもニューヨーク。
ミュージカルにしてクライマックスのラップバトルも珍しい。
有名なシンデレラのプロットをそのままアレンジしたシナリオが観ていて面白く、ガラスの靴をスニーカーに置き換え話の中心に据えるのも、テーマがブレずしっかりとしていて良かった。
きれいにまとめる結末は子供向けだなと思わせるけど、“夢を諦めるな” とか “人生は自分で切り開け” などのメッセージは明るく前向きな気持ちにさせ好感。
カットも早く軽快でCGやアニメーションの使い方も今風で楽しい作品。
監督 エリザベス・アレン・ローゼンバウム
キャスト
チョーズン・ジェイコブス
レクシー・アンダーウッド
デヴィン・ネコダ
ジョン・サリー
ブライアン・テレル・クラーク
コルトン・スチュワート
ロビン・アロマー
イヴォンヌ・セナト・ジョーンズ
フアン・キオラン