このレビューはネタバレを含みます
なーーにが言いたいだ???
なんだろうなぁ。
それ観に来たわけじゃない感が…。
「渇水」っていうからには「水がない街」の水をめぐる話を見たかったけど、
生活保護家庭とその職員の関わりと自分の家庭との葛藤というドラマを見た。
うーん。この内容なら水をメタファーにせずストレートに生活保護話やれば良いやん的な内容やった。
最初の蝉の声で”夏”映画やんっ!ってなって最初の自転車のシーンでテンション上げ!
そしてすぐ女の子二人のプールの演技でテンション爆下げ。。。
あの二人を導入に持ってくるのは荷が重過ぎるて。。
女の子たちにこれだけ時間を割くシリアス映画なら女の子たちはビビるほど演技上手くないと成り立たんよな…。
子ども向けのコメディや冒険ものならまだしも。
クライマックスの岩切が「流れを変えたい」と停水を解放した時、気持ちが変わったというか、ちょい気持ちが壊れただけのようにも見えなくもない。。
ハッピー感はない。
カタルシスもそんなだし。
本人は救われたんかもしれんけどさ。
そしてあの水遊びも水道局員がブチギレて押さえつけてまで止める事かね。。。
確かに責められることではあるけど、子どもへの優しさでやったことくらい見てすぐ分かろうがい。
そして捕まるまでの事かね。。。
じゃあもっともっと水がヤバ過ぎる描写をして欲しかった。
川が干からびてるくらいの…。
水が無さ過ぎるファンタジー映画が観たかった。
あと「太陽や空気は無料なら水は無料でいいんじゃないすかね?」がテーマなんか知らんけど、いやいやいや「水代」じゃないから。
“水道代”って言ってるやん!
無料の水をきれいにしてくれて更に家まで水を引く道のお金やから。論点が違う。
水道代に文句言うならみんな川に水汲みに行け。タダやぞ。