このレビューはネタバレを含みます
アニメ業界で働く人々を、この作品を見て改めてリスペクトしました。とても素晴らしい作品で、感動して終わるまでに何度も熱い気持ちが伝わってきて涙しました。
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・昔の自分みたいな子たちに届くアニメを作りたい。アニメは魔法を超える力を持っている。
・誤解があるようなので言っておきますが、あなたは代打なんかじゃない。最初から4番です。あなたには才能がある。
・タイヨウ君、この世の中は繊細さがない世の中だよ。でも、ごくたまに君をわかってくれる人がいる。わかってくれる気がするようなものを観ることもある。
・ウチは大手です。大手だからこそ目先の覇権にこだわらず、10年後に残る作品を作ることもできる。そう言う作品を作ることも伝統あるうちのような会社の務めです。斎藤監督、あなたは何を残したいですか?
人生には大事なものを失っても何かを成し遂げなければならない時があると思うんです。最後の最後に奇跡が起きて失った音が戻ってくる、そんな都合のいいことはありません。失ったから手に入るものだってあります。この物語のトワコたちは、誰かの都合のためのハッピーエンドはいらない。失った先にもきっとハッピーエンドはあると思うから。いますぐは伝わらないかもしれません。けど、いつかは思い出してもらえればいい。最終話はそんな風に、誰かの胸に刺さってくれればいい。今ならそんなラストが作れると思うんです。
わかってるの? 失敗したら2度とアニメ作れなくなるよ。
…構いません。結末変えさせて下さい。いや、変えます!!
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(刺され! 誰かの胸に!)
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視聴率では残念ながら2位。でも裏番組で途中迄の視聴の影響もあるので、それが本当の力かわからない。しかしラストで出たDVDの予約はトップに! こちらのランキングの方が本当の覇権のバロメータと言えるかもしれない。
※日本のアニメ2兆円ともいわれ、マイクール50本以上生み出され、その覇権を取るハケンアニメを皆目指している。