ムリですがね!
夜中の間に何かが駆け回り小麦畑が破壊されてる農家…親父に見張り&捕獲を言いつけられたのは末息子イワンくん。現れたのは…でっけ〜光り輝く半透明の馬!なんやかんやあってピンチな天馬の命を救うことになり…「気を付けて帰れよ!」じゃあな。…捕獲はいいの?
その翌日、「雄馬だ!」と名乗るポニーだかロバだかな妙な生き物が出現。どうも助けた天馬はこいつの母親だったらしく、お礼として立派な馬2頭ともにやってきた。かねてより王様と友達になりたかったイワンはポニーと馬を連れて城下町へ…なんのかんの持ち前の馬鹿正直さで王の馬屋係の職に漕ぎ着けるが、愛されキャラのイワンくん、民の人気も独り占め。嫉妬した王様はそんな彼に無理難題を申し付け…みたいな。
ファンタジーなことは分かってたので、冒頭でロシア語表記が出た時はテンション爆上げだった。何故なら、ロシアは本当に何故かファンタジーものの質が高いためです。ツラすぎるのか?現実。
例に漏れずマジで面白いファンタジーの今作。諸々の展開、キャラ、CGレベルも全然言う事ない…楽しい…ほんのちょっと(尺の都合かな〜)という部分はありますが…
特に!なんとも不思議な人格のイワンくんが凄く良くて、馬鹿正直なのに見てて苛つかないんですよね、聖人君子ではなくちゃんと人並みに欲望があるのにどっちかというと最後は他人を優先しちゃう…好きです。民人気も頷ける。
ロシアファンタジー。オススメです。
個人的に気に入ったのは、糞MADの夢、火の鳥ランプ、導きの月光過ぎるとこ、雲姫「ウォーーイ(絶句)」です。