原田眞人監督、岡田准一主演のクライムアクション映画。（PG12指定）
愛する人が殺される事件を止められなかったことから闇に落ち、復讐のみに生きてきた元警官・兼高昭吾。その獰猛さから警察組織に目をつけられた兼高は、関東最大のヤクザ組織の東鞘会への潜入という危険なミッションを強要される。兼高の任務は、組織の若きトップ・十朱が持つ秘密ファイルを奪取すること。警察はデータ分析により、兼高との相性が98％という東鞘会のサイコパスなヤクザ・室岡秀喜に白羽の矢を立て、兼高と室岡が組織内でバディとなるよう仕向ける。コンビを組むことになった2人は、猛スピードで組織を上り詰めていく・・・。
【キャスト】
兼高昭吾：岡田准一
室岡秀喜：坂口健太郎
松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、金田哲、木竜麻生、中島亜梨沙、杏子、大場泰正、吉原光夫など。
原田眞人ワールドを堪能しました。出演している俳優が皆様素晴らしく、常に緊迫感が伝わってきてハラハラしっぱなしで、いつ殺られるのか目が離せなかったですね。セリフが聞き取りにくいって、もう肌で感じるしかないですね。
岡田准一のアクションは筋金入りで鍛え上げられています。岡田准一が
凄いのでバディの坂口健太郎がどうしても見劣りしてしまいます。木竜麻生に再会した後、飲み会に参加した時、もう堅気の人にしか見えなかったです。
松岡茉優が妖艶でしかも悪そうで良かったです。あんな深夜に抜け出してバレないかなと思いきや案の定でした。
MIYAVI、北村一輝はそれぞれの持ち味でヤクザを演じて切っていました。MIYAVIと北村一輝のパワーバランスが上下する所も面白い所です。MIYAVIの独特の存在感を見い出した原田眞人の手腕は凄いですね。
はんにゃの金田哲がしっかりとした演技をしていたのに驚きました。
