このレビューはネタバレを含みます
お涙、感動系を想像してたからちょっと路線が違っていて求めていたものと違っていた。
「半分の花火」
それについて思いを巡らせると中々感慨深い気持ちになる。本当は親子の仲を修復させて満開の花火を一緒に見ることが良かったのだろう。それは叶わずじまいだったが、この親子の関係性を半分の花火で表していたのは中々良かったと思う。
が、全体を通して何か物足りない。
ハードルを上げすぎてしまったのも悪かった気もする。他にも中盤の母親の不倫パートが少し長かった。もっと親子の日常パートを増やしてくれれば感情移入できていたのに、題材はすごくいいのにもったいない気がしましたね。