このレビューはネタバレを含みます
アルツハイマーを患ったお母さんの視点で描かれるシーンがキツすぎる。アンソニーホプキンスのファーザーよりも優しい描き方でゆえに残酷に見える。
うーん、中盤に30分もの親の回想シーンを入れるのは映画のテンポは悪い。それなのにずっと同じテンションのまま見れたってことは所々に刺さるポイントがあったてことなのか。カメラも定点ではなく、ちゃんと登場人物の動きに合わせてリアルに映す。
思ったより評価がよろしくない。前評判は海外からもすごいよかったのに。今回は特に菅田将暉のどうすることもできない親を持った中で、孤軍奮闘する姿がすごい自分に重なってしまってグッときた。また母の戯言は全て愛する息子との思い出のものだった、そうしてアルツハイマーを哀れに描かないでちゃんと愛で落とすのも凄い
個人的にはすごい好きな映画。