このレビューはネタバレを含みます
《作品概要》
女子高生の岩戸 鈴芽は登校途中に、全国の開かれてしまった災いの扉を探し、その扉を閉じる仕事(閉じ師)をしている宗像草太と出会う。2人は廃墟で協力して災いの扉を閉じ、災害を防いだ後、人間の言葉をしゃべる猫・ダイジンと遭遇する。草太はダイジンによってなぜか突如、椅子に姿を変えられてしまいもとの姿に戻るまで鈴芽とダイジン探しの旅に出かけるのであったが……。
《感想》
作画は相変わらず綺麗だけど、ストーリーがあまり腑に落ちない点がいくつかあったので過去作と比べるとそこまでという感じだった。
○腑に落ちなかった点。
・一瞬すれ違っただけであそこまで恋愛感情芽生えるのか。
・要石になった草太を助けるために今まで長い間要石として頑張ってくれていた「ダイジン」を再び要石に戻すとき、あっさりしすぎ。「ダイジン」かわいそうとなってしまい草太とのラブストーリーに感情移入できなかった。
・草太のおじいちゃんが鍵を握る人物感を醸し出しておきながら出演時間短すぎ。
個人的に「君の名は」が好きだった自分にとっては、今作は味薄な作品に感じてしまった。
楽しめなかったわけじゃないけど、やっぱりBGMやRADWIMPSの楽曲に頼りすぎな気が否めない。
次回は違うアーティスト起用してほしい。RADWIMPSは正直お腹いっぱいです。
新海誠監督作品の魅力が作画のみになりつつあることに不安が募りますが、次回作もまたチェックします。