はる

生きる LIVINGのはるのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.8
脚本がカズオ・イシグロだなんて、日本からイギリスへの橋渡し役のようで好感が持てます。
味わい深さで言うと黒澤版には負けていましたが、オリジナルにはいなかったピーターという新人の存在がアクセントになっていて、こちらも良かったです。
イギリスでリメイクするとあのシーンがこうなるのか、という楽しみ方がありました。
死を目前にして初めて生を知るという、人間の普遍性がテーマなので、国や時代は関係ないですね。
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