セイラ

ある夜、彼女は明け方を想うのセイラのレビュー・感想・評価

3.3
・カツセマサヒコさんが書いた青春恋愛小説『明け方の若者たち』のスピンオフ
・映画『明け方の若者たち』(北村匠海さん、黒島結菜さん)の彼女目線アナザーストーリー
・彼女サイドの事情をさらっとふわっと理解できるので本編を観てから観るのがおすすめ
・THEエモい、THE大学生の考えの甘い失態。周りによくある話で共感性高め。
・本編での印象はつまんなくてありきたりなのに沼るエモい子、なのに彼女の事情を知ると少々許せてしまう不思議な作品
・原作だと“大学生大多数にとっての”マジックアワーについて考えたが、
彼女一人にスポットを当てたことで“わたしの”マジックアワーを問うことができた

原作既読。
カツセさんのウェブ記事をもともと拝見していたので、書店で見つけて即購入。
彼女役のイメージ的にもっといじらしくてどことなくいやしくて、
如何にも明大前が似合う女の子かと思っていたので
本編映画を鑑賞したときは結菜ちゃん!?と驚いてしまったけれど
こちらを観ればイメージにかなりぴったり。
勿論許されざる関係だとは思うけれど、この作品を観てしまうと
どうも愛らしく思えてきてしまうのでもし本編の彼女の言動に
微妙な感情を抱いたひとにはぜひ観てほしいスピンオフ。

‐‐‐シチュー‐‐‐
旦那さんと言い合う前のシーン。
前日もニンジンを使ってた気がするんだけど、それは何作ってたんだろう。
普通のシチューを作ってもつまらないので、今日はルーから手作りで。
ルーの材料は、小麦粉、牛乳、水、コンソメ、塩こしょう
ゴロゴロ野菜シチューにしたかったので
お野菜は大きめに乱切りにし、先に煮込む。
ジャガイモが煮崩れしない裏技は、熱湯に入れて放置しておくこと。
他のお野菜と一緒に煮込むとぐずぐずになってしまうので別のほうがおすすめです。
‐‐‐
セイラ

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