長年、映画音楽を牽引してきたエンニオ・モリコーネの半生を描いたドキュメンタリー
監督は何度もタッグを組んでいるジュゼッペ・トルナトーレ
医者を目指してたのに、トランペット奏者だった父親の言いつけに従い、自身もトランペット奏者に…
そこから作曲家への転向からの映画音楽へ
作曲家にとって映画音楽って屈辱的なのか…
少なくとも彼はそう思っていたようだけど、作品と音楽は切っても切れない関係性あると思うし、音楽の方がとても印象残ることも…
彼がマカロニウエスタン作品の作曲をやっていたというのは知ってたけど、実は一旦映画音楽離れて再び作った作品が「ニュー・シネマ・パラダイス」とは知らなかった
それを知った時に、当時映画もそうだけど音楽がとても印象的で、音楽聴いて泣くっていう感覚を覚えたのは、この作品が初めてだった
「海の上のピアニスト」は映画脚本制作と音楽制作が同時進行だったという
モリコーネは1900に自身を投影していたと知り、より愛おしい作品に思えた
この作品こそが、私の中で一番映画音楽に非常に感銘した作品だからだ
劇中、ジョン・ウィリアムズがモリコーネこそは映画音楽の重鎮と言ってたけど、いやあなたも凄いんですよと、思わず突っ込みたくなった
観終わった今、彼の映画音楽を片っ端から聴きたくなった