チカ

モリコーネ 映画が恋した音楽家のチカのレビュー・感想・評価

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チョキとパーだったらチョキが勝つみたいに、知識のある感性と知識のない感性のじゃんけんだったら知識のある感性の勝ちって決まってるからね(ありがとう)(←今ここ読み返したけど感性に優劣を付けるヤバい発言だった、こんなの大嘘なので気にしないでください)

9.11のあのイメージについての卓越した音楽表現を評価するシーンで、どうして実際の映像を映しちゃうんだろう
この場面はまさしくいつも映画に音楽が「べったり」塗られちゃうみたいに、音楽に映像が「べったり」貼りついてるって言えるんじゃないかなあ(というか普通に考えてあまりにもショッキングな映像だからまじで勘弁してくれと思った)
音楽ってそれ自体で完結してるのに映画の一部になることを求められてるのってやっぱ不思議な状態だと改めて思った❗️
音楽を評価するには私には到底知識が足りなすぎるし、映画を観る時に(伴奏音楽と映像の関係について意識して考えてみることはあっても)伴奏音楽それ自体についてはそこまで敏感じゃなかったって分かった。(踊れるか踊れないかで評価するのはちょっと分かる)
だから、ここまで映画の音楽それ自体に集中した時間が自分には新鮮だった。まあ集中したって知識がないからあんま分かってないんだけども(⌒-⌒; )
「罪悪感を克服すること」についてとか、「いつも自分自身でいること」とか「同時に他人であること」とか、色々考えちゃいました❗️そういう大人になれたらなあ❗️
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