「1900年」の音楽はモリコーネだったんですね。
そして、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」はああして出来たのか…。
ハンス・ジマーが出てきた時は思わずテンション上がりました。何故って、
彼の後ろにはコンピューターや色々な器材…。音楽を創る過程も、モリコーネの時代より当然ながら進化している。
映画における音楽のチカラはやはり大きいと感じます。
「ダークナイト」しかり。映画だけでなく音楽にも魅せられ、何度でも繰り返し聴きたくなる。
「ゴッドファーザー」「ロッキー」「スター・ウォーズ」。
坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」「ラストエンペラー」「リトル・ブッダ」。
他にも挙げればキリがないほど、みな耳に残っている。
皮肉なのは「海の上のピアニスト」がアカデミー賞ノミネートされたとき、作曲賞を受賞したのはこのドキュメンタリーにも出演していたベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」だったのだ。
欲を言えば名作、
「ニュー・シネマ・パラダイス」、「アンタッチャブル」の撮影秘話やウラ話をもっと聞きたかった。
ほぼ知らないヨーロッパ映画が殆どだった。自分より一回り上の世代の人には響いたのかな。
【映画音楽】というジャンルを確立したモリコーネの功績は計り知れない。あとに続く多くの音楽人たちに道を切り拓いた。
巨匠・モリコーネよ、永遠に!