重罪を犯した犯罪者に対し、「生き地獄」ともいえる量刑をくだす制度が施行された未来の話。
約10分の短編映画ですが、徹頭徹尾しっかり重たい。
「死刑制度」に対する是非を考えるのにはもってこいの作品かもしれません。
殺人があったとして、被害者遺族の心情に添えば「目には目を」として理解もできる。
一方で、国家が人を殺めたり、社会的に抹殺することはよしとされるのか。
本作は被害者・犯罪者の当事者だけでなく
それらに関わる周囲の人の葛藤にもしっかりスポットが当てられています。
とりあえず、悪いことはしちゃダメってことで。
