こく

天上の花のこくのレビュー・感想・評価

天上の花(2022年製作の映画)
2.0
主人公は詩人。師匠の妹に恋して、妻子を捨て結婚。でも酒浸りで収入はなく、ひたすらDV三昧。実話の映画化だそうですが、遺族に訴えてられそうな内容。しかも、スキャンダラスに描いているが、かなり浅い。

そもそも、詩人なのに言葉で誰も納得させないで、暴力ばかりなのに驚く。漫画を描かないのに大御所漫画家として振る舞う江口寿史より凄い。

東出が仕事を選べない状況になっているのがよくわかる。おそらく3桁万は出ていない。思っている以上にギリギリなのだろう。

この規模の映画で、この役柄。日本の芸能界では、いかに事務所が重要かわかる。

妻とはやりたがるのに、妻が騎乗位になった瞬間に「はしたない!」とキレる東出は良かった。繰り返すがユマニテにいたら、絶対に受けない仕事だ。

追記
上記のように記載しましたが、東出さんがこの作品は前の所属事務所の所属時に受けた作品との指摘もいただきましたこと、記載させていただきます。
こく

こく