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凪の島のunkoのレビュー・感想・評価

凪の島(2022年製作の映画)
3.3
離婚をきっかけに母親の故郷の小さな島に引っ越してきた凪(新津ちせ)。
持病があり、過去のトラウマから過呼吸を起こしてしまう。
そんな凪の事情を察している島の人々との交流をメインに話は進んでいく…。

凪を中心に、わらじい(嶋田久作)、岩本雷太(佐藤蒼希)、河野瑞樹(島崎遥香)と守屋浩平(結木滉星)、そして島尾純也(徳井義実)のざっくり5パートに分かれる。
これを1時間40分で描くので、1つ1つのエピソードの裏側までは知ることができない。なので、観ていて非常に薄味。
もう少し削ってどれかを深堀して欲しかったなというのが正直なところ。

島が舞台となっているので、景色が本当に綺麗。
天気も全編通して非常に良くて、日差しが海に反射して漁船に美しく映るシーンや、道でたくさんの野良猫が日向ぼっこしているとか、田舎の風景を味わうことができる。

ちなみにロケ地は山口県下松市、瀬戸内海に浮かぶ島"笠戸島"のようです。

いつか行きたい場所ですね。
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