前後編まとめての感想｡
時代の波に呑まれながら最後まで筋を通そうとする極道の生き様を若手の半グレを巻き込みながら活写してた印象……
しかしながら銃撃戦や血糊､弾着のチープさが惜しい所｡
シャブ御法度の龍安組内に昔気質な毛利と､新たな稼ぎを見出だそうと踠く組長の息子の才賀との対比は､なかなか見応え有るしアウトロー物に新機軸な描き方と思った｡
令和という時代を考えても跡目を継ぐのはやはり才賀で間違いないし未だに昭和で時が止まってるような業界で働いている毛利は､武闘派ながらも押し寄せる時代の流れに抗えない佇まいがカッコいい🎵
的場浩司の存在感がスゴくて時代に取り残されながら己の生き様を貫く覚悟と子供の責任は親の責任と決めてカチコミに行くラストのピカレスクな制裁が良かった☀️
