コンセント

マイ・ブロークン・マリコのコンセントのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

永野芽郁の演技力がすごい
すごく感情移入してしまう演技だった
口悪くてタバコ吸う永野芽郁も好き

短いし、話がスッと入る

自殺してもう会えない親友、、
ところどころで思い出が蘇ったり
マリコの幻想が見えたり
死を受け入れられないシイちゃんの痛みが
伝わって苦しかった

旅に出て、自殺をしようとまでして、、
何日間か家を空けて現実から離れていたけど
家に戻ってきたら日常の光景が広がっていて
個人的には
もう戻れないと思っていたけど
世の中は何も変わっていなくて
現実に戻りまた日常を続けていく、、
っていうふうに感じた

セリフにもあったけど親友が自殺して
シイちゃんにとっては
人生が変わるぐらいの大きさだけど
世間は何もなかったかのようで
1人の死ってそれが現実だなと思った

マリコの環境はなかなかひどくて、、
そのせいでいびつでどうしようもない性格で
でもたった1人のマリコの大事な親友だった

色々切なくなる作品だった