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ブラウン・バニーのAのレビュー・感想・評価

ブラウン・バニー(2003年製作の映画)
4.9
デイジー、ヴァイオレット、リリー、ローズ

汚れたフロントガラス越しのショット
地平線の彼方の蜃気楼へ向かうバイク
サイレントキス
空虚でドライな質感のカメラ

その人にしか埋められない孤独
バドにとってのデイジーの存在は思い出ではなく執着と後悔、そして現実逃避
長回し多用し、セリフも最小限、最後にキッチリ回収してきた

ギャロのナルシズムという言葉だけで片付けないでほしい本作
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