【「世界、世界、世界、世界………」】
ボロボロのボクサーの楠木颯太。ドクターストップにより引退し、幼なじみの幸子と結婚した。その後社会人として何をやってもうまくいかない。そんな中、地下格闘技の誘いを受け…って話。
生々しい物語だった。格闘シーンがあるからというのはもちろん、物語自体がアングラな感じだから生々しかった。あるボクサーの一生を見た気分。
体がボロボロになって引退した颯太が地下の競技場では勝ち続けているのは意味が分からなかった。まぁ、これがプロとアマチュアの違いかな?
あと、謎の男の雑魚感がすごい。イキってるだけに見えて仕方がなかった。でも、現実感があってこれはこれで良いかも。