kazu1961

ムーラン・ルージュのkazu1961のレビュー・感想・評価

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)
4.3
▪️Title : 「ムーラン・ルージュ」
Original Title :「Moulin Rouge!」
▪️First Release Year:2001
▪️JP Release Date :2001/11/17
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :
第74回アカデミー賞 美術賞 衣装デザイン賞
第59回ゴールデングローブ賞 作品賞
主演女優賞 作曲賞
▪️Appreciation Record :2020-353 再鑑賞
🕰Running Time:128分
▪️My Review
オープニングの映像からして素敵!!はじまった瞬間から怒涛のような音楽とヴィヴィッドなカラーと衣装の嵐!!一気に作品の中に持っていかれます。そしてラストは鳥肌と感涙。。。
本作は、『ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督が、再び運命的な悲恋の物語を描いた作品です。世紀末のパリを舞台に、ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の“輝くダイヤモンド”と呼ばれる高級娼婦と若い作家の、悲しくもはかない恋を描いています。主演にニコール・キッドマン、ユアン・マクレガーという豪華な顔合わせです。ミュージカルである本作は、俳優陣の見事な歌唱力に加え、絢爛豪華なショーの場面など見所満載。怒涛の映像世界に、心を奪われるそんな作品ですね。
とにかく、終始豪華絢爛で、楽曲が王道を行くオペラからビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの往年のヒットソングにいたるまで、時代と常識の枠を軽々と超えた臨機応変なもので構成されていて、見るにも聴くにもとにかく楽しい作品です。そう全てがエンターテイメントなんですね。
そしてキャスティング、とにかくみんな歌唱力が素晴らしい!!ユアン・マクレガーがはまり役です。歌唱力もあり、愛する人を失う切ない主人公を好演しています。ニコールの存在に食われることなく、見事なラブミュージカルとなっていました。そして、ゴールデングローブ賞主演女優賞の
キッドマンの美しさ可憐さも必見ですね。
とかく、目まぐるしい映像と、有名な楽曲の使い方に関して賛否が分かれていますが、主演二人の吹き替えなしの歌と、豪華絢爛なセット・衣装で十分カバーして余りありますよね。
公開当時の、キャッチコピーは「ふたりの愛、ひとつの運命。」・「パリ、1899年この街で、最も愛された一人の女… 彼女の名はサティーン」。。。
物語は。。。
1899年、夜のパリに瞬く魅惑のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”。その華麗なショーは人々を魅了していましたが、実のところセットにカネをかけすぎ経営は火の車。オーナーのジドラーは、資産家の公爵に新しいショーの主役サティーンをあてがうことで投資を引き出そうと考えていました。本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としておりジドラーの申し出に不満はありません。しかしサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまい、それがきっかけで二人は愛し合うようになってしまうのですが。。。
作中ほロマンティックで緩急に富んだ音楽はフィギュアスケートなどで使用されることが多く、高橋大輔、キム・ヨナ、テッサ・ヴァーチュ/スコット・モイア組などが公式大会のショートプログラムやエキシビジョン、アイスショーなどで使用したことでも有名ですね!!

▪️Overview
舞台は1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。作家を目指してパリに出てきたばかりのクリスチャンは、このクラブの花形スターであり高級娼婦のサティーンと恋に落ちる。が、彼女を我がものにしようとする公爵が登場し、悲劇が起こる。「ロミオ&ジュリエット」(96)のバズ・ラーマン監督がミュージカル映画に挑戦。音楽、振り付け、撮影、編集、美術、衣装ともに同作のスタッフが集合、一大映像絵巻を展開。(引用:映画.com)
kazu1961

kazu1961