ザ・ホエールの餃子のネタバレレビュー・内容・結末

初めは、ちょっと大丈夫か？って。ああ、これ嫌いな感じかもって思ってしまいました。というのも、今日は母親と映画館で観たので、PG12って大したことないだろうと思ってたけど初手があれだと、「やばい、ミスった無理。一人で観にいきゃよかった」って思ってた笑私から誘ったので。

でも観進めていくにつれストーリーに夢中になりました。兎に角要素が多い！
文学、宗教、ジェンダー、家族、孤独…
ずっと画面暗いから「もうちょっと照度あげれない？」て思ってたけど、あのラストシーンを演出するためだと思えば「申し訳ありませんでした」で引き下がれる笑笑

エリーが「比喩はバカ」みたいなことを言っていたけれど、自分と憎き父親をメルヴェルの「白鯨」のエッセイで登場人物に比喩してるのが綺麗でした。
エリーちゃん口悪いし何考えてんだかわかんないけど時々垣間見える優しさとか不器用な思いやりがすごくいいんだよね。女優さんかわいすぎる。

心配していたけれど母親も気に入ったようで、色々話せたので良かったです。