原作は読んでません。
城定監督ということでちょっと期待して観てみました。
副議長さん北村優衣が素晴らしく、美しい。この監督は女性を綺麗に撮るのがホントに上手だと思います。
また磯村勇斗と宇野祥平のふたりも素晴らしく、前半はこの3人のカルト宗教信者感がメチャクチャ出てます。
あれなんだろう、カルト信者がテレビのインタビュー受けてるのを見たことありますが、喋り方とか雰囲気を再現できてる感じ？
ただうまく言えないけど、こちらの気の持ちよう、どう観たらいいのかわかんないままでした。
結構頻繁にあと何分あるのか確認してしまってました。
エロに関しては言うことナシで綺麗な人を綺麗に撮り、エロいけど下品にはなってなくて良かったです。
だけどそうなってく過程でそれぞれ3人がどんな人かわかんなくて、あくまでもその見た目にキャラを頼ってる感じがしてうまく入って来ず。この辺は原作を知ってるとまた違うんだろうか。
島での最後のシーンはこの監督の、何とかしてやろう、という心意気を勝手に感じ取って少し感動しました。きっともっと豪快にやりたかったのではなかろうか。
全体として期待が大きかった分、ちょっと物足りなかったです。
