100年も昔の白黒サイレント映画がここまで面白いとは思っていませんでした。
『マッシブ・タレント』でニコラス・ケイジが好きだと話してたのでクリップしたのに、9ヶ月間放置していました。もっと早く見れば良かった。
「ドイツ表現主義の頂点」とされていて、絵画のような独特なセットの中で繰り広げられるホラーです。
最後まで見ると、このセットの意味も分かってきます。
音楽の盛り上がりと映画のそれとが一致していなかったり、オチが分かりにくかったりはしますが、後世に大きな影響を与えたと言われる理由には納得です。
そしてカリガリ博士の手袋が興味深いです。
ジャケ写にも映ってるけど、これ、指が4本なら完全にミッキーの手袋と同じなんです。
ミッキーの手袋の元ネタか？と思い軽く調べてみましたが、そのような記事は見当たりませんでした。
単なる偶然なんでしょう。でもこの手袋が気になって気になって、博士の手元ばかり目がいってしまいました。
