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REBEL MOON ー パート1: 炎の子のOmizuのレビュー・感想・評価

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)
2.9
【第96回アカデミー賞 視覚効果賞ショートリスト選出】
『ジャスティス・リーグ』ザック・スナイダー監督のSFアクション大作。アカデミー視覚効果賞のショートリストに選出されたがノミネートは逃した。主演は『ザ・マミー』ソフィア・ブテラ。

スナイダーはやっぱり苦手だ。スローモーションが多すぎるしいちいち長すぎる。展開が間延びしていてテンポが悪い。

ソフィア・ブテラのアクションも野暮ったく見えてしまう。演技と言うより演出が悪いんだと思う。

ネトフリにしてはかなり大金をかけた視覚効果はいいし、美術や衣装など世界観構築はさすがスナイダー。ネトフリとスナイダーの本気を感じる。

その気概は良しなのだが、やはり長い。スローモーションの多用でせっかくのアクションがみづらいし、他のSF大作との差別化も出来ていない。『スターウォーズ』や『デューン』などの寄せ集めにしか思えないストーリーも新味がなく陳腐。

お金をかけているだけあってある程度退屈せずに観ることは出来るものの、ストーリーも演出もいいとは思えなかった。パート2が4月に配信予定みたいだがあまり興味は持てないかな…
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