ウィンプスハンター

貞子DXのウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

貞子DX(2022年製作の映画)
1.9
《背筋も凍るつまらなさ。》

貞子最新作。
『リング』シリーズが王道ホラーなら、
『貞子3D』、『貞子VS枷揶子』のような亜種貞子シリーズはふざけにハンドルを切っていてこれはこれで大好きだったりします。

だけど、
こりゃあダメだ…。

一ミリも怖くない。
恐怖シーンが怖くないとかじゃなく、
恐怖シーンが存在しない。

貞子亜種シリーズならホラーは真面目にやって、この中であまりにもあり得ない展開が起きて笑うしかないみたいなのがいいんですよ。

これの一番ダメなのは怖いシーンが存在しないのに、ギャグシーンだけ多彩にあること。
更にそのギャグの背筋の凍るつまらなさ。
いやもうまじで観るの止めようかレベルの酷さでした。

売りであるIQ200対貞子みたいなのも、主人公が頭良いやつに全然見えない。
あの変な動きもノイズでしかなかったです。
ただ単に小芝風花の無駄遣いでした。

ある意味一番怖いホラーかもしれない。
怖いもの見たさな方は是非(笑)