河崎実監督の不条理動物シリーズの最新作です。モロだしのタヌキが主人公!
ポスターから見て分かる通りおバカ映画です。しっかりとしたストーリーを求めてはいけませんよ!
まず73分しかないのに、そのだいたい3割は出演してるレインボーとショウショウのコントになっていることです。開始すぐにコントが始まったのは驚きました。
コントが終わるとようやく話の本筋が見えてきます。ヒロインはタヌキ社長に恋しているが、タヌキ社長は死別した妻を忘れずにいて...というのが大筋です。
先述した通りコントで話が全然進まないので、本筋の話はかなり強引に進みました。
今作の魅力はやっぱりタヌキ社長!出オチキャラかと思いきや、めちゃ紳士的なタヌキで笑いました。声もイケボなのもポイント。(声優はなんと関智一さん!)
コントが多いと言いましたが、コント自体は面白いです。電ライダーの下とかちょっとくどいけど面白いです。
「もふもふタマキンエンターテイメント」とか書いてたので下ネタ映画かと思ったら意外と王道なストーリーなので良かったです!何より製作陣が楽しそうに作ってそうなのが感じ取れるので満足です!