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二つの光のkuuのレビュー・感想・評価

二つの光(2017年製作の映画)
3.8
『二つの光』
原題:두개의 빛:릴루미노
映倫区分 G
製作年 2017年。上映時間 30分。
大人の恋愛を繊細に描いた作品で知られる韓国のホ・ジノ監督による短編作品。
SAMSUNG電子の視覚障害者支援VRアプリを題材に『愛する人を初めて見る瞬間』をテーマに描いた。
映画『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ『まぶしくて 私たちの輝く時間』『知ってるワイフ』とかで知られるハン・ジミンと、ドラマ『力の強い女 ト・ボンスン』『花郎(ファラン)』とかで人気のパク・ヒョンシクが共演。

徐々に視力を失っていくピアノ調律師のインスは、写真同好会を通じて視覚障害を持つアロマセラピストのスヨンと出会う。
なにかと悲観的なインスに対して、何事にも前向きなスヨン。
2人は次第にひかれあっていき、スヨンは気持ちを率直に伝えるが、インスはそんな彼女に背を向けてしまう。
さらに、些細な言葉がすれ違いを生んでしまい。。。

Better to be blind and see with your heart, than to have two good eyes and see nothing.
2つの良い目で何も見ないよりも、盲目で心で見る方が良い。
アメリカの作家ヘレン・ケラーはかつてそないなことを云った。
韓国の短編ロマンス映画の今作品の主人公たちにとって、それは真実となったかな。
U-NEXTで30分330ポイントやったが、俄韓国作品ファンとしては十分楽しめた作品でしたし、映画は時間の長短では測れないと実感した30分です。
臭すぎる展開に辟易するか否かは受け方次第かな笑。

1998年『八月のクリスマス』(2005年、日本で同タイトルでリメイクされた)のホ・ジノが監督を務めた。
意外なことに、この映画はSAMSUNG社が開発した視覚障害者向けの新技術の宣伝とある。
しかし侮る無かれ。
映画説明がなきゃ、それに気づくことができないほど曖昧なため、想像もつかなかったと思うし、赦せるかな(330ポイント払ったしセコっ)。

ソ・インスはこの物語の主人公で、視覚障害に苦しむ27歳。
最初のシーンで彼は、同じくほとんど全盲の若い美少女アン・スヨンと出会う。
ふたりは写真クラブに通い、互いに想いを寄せ始めるが、いくつかの困難と混乱に直面する。

視力を失ってからまだ3年しか経っていないソ・インスは、このぼんやりとした新しい世界に適応するのが難しい。
彼と違い、アン・スヨンは7歳で失明し、すでに新しい生活に適応している。
この違いがいくつかの誤解を引き起こし、2人は自分たちで乗り越えなければならなくなる。

今作品を観たのは、そのキャスト、とりわけ『二つの光』でソ・インスを演じたパク・ヒョンシク(8番目の男2019年や花郎(ファラン)に出てたなぁ)に惹かれたから。
彼の驚異的な演技力とビジュアルにはいつも驚かされる。
今作品も例外ではなかった。
さらに、アン・スヨン役のハン・ジムイン(ドラマ私たちのブルースでもエエ演技しとった)は、監督が伝えたかったメッセージを伝えるために必要な雰囲気をうまく作り出していた。
喜び、悲しみ、感動に満ちた30分間に、香りや調律で豊かさを凝縮して表現されてた。
特にベートーヴェンの『月光』は深い孤独を感じさせてくれた。
ハン・ジミンはキュートやった。

ニホンのボクシングファンのミナサマァコンバンハーで始まった試合。
関係ないボクシングのことのネタバレですがあまりにも嬉しいので。
【速報】フルトン vs. 井上尚弥|試合結果。
第8R、2分20秒、井上の左フックが炸裂。さらなる追い打ちでダウンを奪うと、再開後も猛打を浴びせ、ノックアウト!
最強井上尚弥!!🥊
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