スウェーデン製作のネトフリの雰囲気戦争フィクション。
画は良質なんだけど、お話は淡白っていうNetflixの戦争映画によくある感じ。
前半は、戦時下での銃後や劣勢下の主人公サイドのミリタリー描写や凍てついた大地で死体が凍りつく様はスウェーデンならではという感じ。
所々ある銃撃戦シーンも音響とか含めて見所はある。
ただ、交戦している相手が誰なのかはボカされたままだし、物語の背景が全く説明されないのでスケールが全然わかんないままだった。
公開時期が丁度ロシアのウクライナ侵攻が始まったくらいだったし、タイミングは悪かったなぁと。
正直前半で一旦観るの止めて、1年くらい放置してしまったので、より後半の展開はなんかフワッとしてたのと、謎の英語挿入歌で終わった不完全燃焼感は否めず。
画自体はネトフリのSF作品群の中でもかなり良質気ではあるので、惜しいなとは思った。