監督は齊藤工、主演窪田正孝のサスペンスミステリー映画。
極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘たちのために念願のマイホームを購入する事になる。
"まほうの家”と宣伝されたその住宅の地下には巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという。
理想のマイホームを手に入れ充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せはある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく。最後に一家が辿り着いた驚愕の真相とは・・・。
［キャスト］
清沢賢二：窪田正孝
清沢ひとみ：蓮佛美沙子
本田：奈緒
柏原：中島歩
原友梨絵：里々佳
甘利浩一：松角洋平
清沢美子：根岸季衣
清沢聡：窪塚洋介
上林：吉田健悟
清沢サチ：磯村アメリ
菊池：岩谷健司
齊藤工監督作品で注目して鑑賞。
とても面白かったです。
窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒の演技が素晴らしく、違和感なく観れたので映画に集中できました。
前半の幸せな雰囲気から一変し、後半には次から次に殺人が起こり犯人が予想できてしまいますが、十分楽しめました。ラストの展開は予想できずに凍り付きましたので要注意です。
展示場に訪れた時、奈緒の好感度の高さや、他の社員の妙な目線のカットが入り、違和感を覚えましたが、ちゃんと後半にはそれが回収されました。4人家族で住むには家が広すぎるなと思いながら観ていました。それが奈緒の拘りなんですね。
蓮佛美沙子が次第に追い込まれて病んでいるのに、窪田正孝が全く気が付いてあげられなかったのが気になりましたが悪い予感が的中してしまいました。
父親役に竹中直人が演じていて、「零落」つながりでなるほどと納得しました。
