偏屈いちごくま

宇宙探索編集部の偏屈いちごくまのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

淡々としたギャグに切なさもあって、笑っていながらも不意に泣いてしまう不思議な雰囲気がありジャンル分けがわからない映画、、
登場人物らの行動の滑稽さと真剣な語りのギャップがとにかく面白かったし、そしてただの夢を追う物語ではなく現実に目を向けることの大切さも教わったような気がする。
昔ドラマでみた主演の俳優演技が最高で、カメラワークといい音楽チョイスといい全て程がよく観ていて気持ちよかった🥹
宇宙は人間自身のうちにあり人間そのものな哲学で収まった結末がなんともいえないくらい深くて、永遠に終わらない人間の存在意義という問いを投げかけられてゾッとして鬱な気分に。
リアルなカメラワークで現代中国の現状とか大自然が見れて観光気分になれるし、宇宙と詩と夢とかロマンチックの詰め合わせで福袋のような映画なのでおすすめすぎる。