AONI

馬鹿息子のAONIのネタバレレビュー・内容・結末

馬鹿息子(1920年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

株価と帽子の落とし合いゲーム。「買った!」馬鹿の一つ覚えで大活躍するキートン。なんだかんだいって、子供に甘い大金持ちパパが素適。

「彼女に結婚を申し込むとは生意気な! もう少し金をやらんといかんな。」

と言って一万ドルの手切れ小切手を破り捨て、100万ドルの小切手を渡すパパ。おいおい!!なんて素適なお父さんなんだ。羨ましいぜ。

義兄の裏切りから始まる株の大暴落から、キートンが証券所で七転八倒の大活躍をする後半はかなり好きです。「大暴落」の前後に、キートンが証券所で帽子の「落とし合い」をするのは暗示的な意味合いを狙ったのではないだろうか。
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