それぞれの役に魅力があって、水墨画の奥深さも知れて最近見た邦画ではかなり高評価
ただ描くだけじゃなく、そこに意味を、自分を込める。だからこそ線を描いているのではなく、「線は、僕を描く」なのだろうと、映画を通してタイトルに納得がいった
水墨画の映し方素晴らしすぎないか??素人目から見ても美しかったし、迫力があって、それこそ「生きている」と感じさせるのは圧巻
湖山先生の言葉足らずな感じがまさに職人って感じがしてよかったし、その不器用さがあだとなって、千瑛が拗ねちゃうのも自然でよかった
個人的には見えないものを描くと言っていたように、当たり前の言葉でも見えないものを大事にしていたなと感じた。「ありがとう」「いただきます」「ただいま」「おかえり」誰に対してなのか、どう言った思いで言っているのか、それを節々に入れてきていてよかった。
「いただきます」なんて、料理を作ってくれた人に、その素材の生産者の人に、その命を奪ったものに対してと考えるとよくできた言葉だなと感じる。
江口洋介演じる西濱さんがとにかく好きだったし、千瑛ちゃん可愛すぎた
水墨画をよく知らない自分でも水墨画を個人的にまた観にいきたいと感じた時点でこの映画の良さが伝われば…