サトシ

線は、僕を描くのサトシのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.7
小泉徳広監督、横浜流星主演の青春映画を鑑賞。

大学生の青山霜介はアルバイト先の
絵画展設営現場である絵画の前で感無量となり涙を流していた。
白と黒だけで表現された水墨画で描かれた椿の花が霜介の前に色鮮やかに拡がっている。
家族に不幸があり、深い悲しみに包まれていた霜介だったが、一変する。
巨匠・篠田湖山に「私の弟子になってみないか?」と声を掛けられたのをきっかけに水墨画を学び始める霜介は、戸惑いながらもその世界に魅了されていく・・・。

[キャスト]
青山霜介:横浜流星
篠田千瑛:清原果耶
古前巧:細田佳央太
川岸美嘉:河合優実
藤堂翠山:富田靖子
西濱湖峰:江口洋介
篠田湖山:三浦友和

主演が横浜流星ですので、格闘あり、清原果耶との恋愛ありに発展すると想像していましたが、予想外の作品でした。
自分の責任で家族を救う事ができないと傷付き、自分に向き合う事が出来なかった大学生が水墨画に出会い、成長していくストーリーで、目標を見つけられずにモヤモヤしている方にはぜひ鑑賞して頂きたいですね。
横浜流星、清原果耶、三浦友和の筆捌きは見事ですね。相当な猛特訓だったんでしょうね。
江口洋介は最初料理人としか見えなかったですが、意外や意外、どうしてそのポジションになったのか不思議ですね。
細田佳央太、河合優実が同級生で脇を固めているのも嬉しい限りです。
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