認知症の殺し屋、というコンセプトは面白そうと思ったのだが・・。
少女は殺さない、というポリシーは忘れていないのだし、認知症だからというエピソードはそんなに強くなかったような感じ。USBの隠し場所を忘れて思い出した、というくらいか。
メキシコとアメリカを絡めて裏で蔓延る人身売買の組織。金持ちで力があるから手が出せない。政府が助けてくれないなら、個人が自分たちの手で問題を解決する。しかし、スカッとした終わりではなく、正義のために志のあった若者が犠牲を払っただけのようにも思えた。
なんだかいろいろな問題が散りばめられて、アレックスの最後もあれ?という感じで終わってしまった。