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ザリガニの鳴くところのCHまちのネタバレレビュー・内容・結末

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

《作品概要》
家族がバラバラになり幼い頃からアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯でずっと一人で生き抜いてきた少女キャサリン・クラーク(カイア)。彼女の元交際相手がこの湿地帯で遺体で見つかったことで彼女は容疑者になり、法廷で裁かれることになるが……。

※ディーリア・オーウェンズの同名の小説が原作

《感想》
原作未読。

この静かな雰囲気の映画好きです。最後の貝殻のネックレスでカイアが犯人だったことが分かる展開もハッとさせられた。

やっぱりこういう映画みると派手な演出やBGMなどに頼らなくても十分に作品を楽しめることができるんだなと思い知らされる。

一つだけ残念なことをあげると、湿地の美しさなどは、やはり日本に住んでるとあまり共感できなかったことかな。

カイアもあそこまでひどい暴力を受けてたら、あの湿地から逃げ出したくなるもんだけど、残る決意をした気持ちもあまり理解できなかったなぁ。原作読んでたらそのへんのことももう少し深く知れたのかな?

でも、作品の雰囲気がどストライクな作品だったので大満足です。面白かったな!また観たい!
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