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ザリガニの鳴くところのTSのネタバレレビュー・内容・結末

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

始めは口をつぐんでいたカイアが「殻に籠る者は忘れられる」と弁護士に語り始めた自身の人生は、"湿地の娘"と蔑まれ、色々なものを失い続けた孤独な人生。
そんな中でも自力で生き続け、大好きな湿地帯の自然を探求し、人生を切り開いていくカイアが強く美しかった。
弱い立場ゆえ、誰にも頼れず一人で強くならなければ生きていけなかったカイアは、その人生を見ても尚、掴みきれないほど深く美しくミステリアスで、まるで湿地帯そのもののようだった。

エンディングのテイラー・スウィフトの「Carolina」がずしっと心に残った。
テイラーも大好きだという原作も読んでみたい。
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