原題『Puss in Boots: The Last Wish』(2022)
監督 : ジョエル・クローフォード
脚本 : ポール・フィッシャー、トミー・スワードロー
製作会社 : ドリームワークス・アニメーション
編集 : ジェームス・ライアン
音楽 : ヘイター・ペレイラ
声の出演 : アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、 ハーヴィー・ギレン、フローレンス・ピュー、他
ドリームワークス・アニメーションのヒット作「シュレック」シリーズから誕生した人気キャラクター、「長ぐつをはいたネコ」ことプスを主人公に描く長編劇場アニメの第2弾。
面白かったです。
マカロニ・ウェスタン(後半に『続・夕陽のガンマンパロディあります)から強く影響を受けた、冒険に満ちた人生を経験したのちに、自分の死に直面する男の姿を描くタイプの作品で、「限りある命」だからこそ響く「人生の意義」を問い直すという、老いたカウボーイの最後の冒険を描くマカロニウエスタン風の物語を通して成熟したテーマが語られ、さらに、『スパイダー・バース』的な3Dと2Dを組み合わせたアニメーションや絵画的なスタイルが独特のヴィジュアルを作り上げていて、素晴らしかったです。
あと、様々な映画パロディオマージュが散りばめられていてそこも楽しい一作でした。
